川越 たばこ店
通称、蔵造りの町並み、一番街通り(川越一番街商店街)にある斎たばこ店を初めて意識しました。りそな銀行川越支店の目の前にあるタバコ屋さんです
たばこを吸わないので、知らなくでも問題ないのですが、川越の観光名所となった一番街商店街にも観光とは関係のない商店が多く含まれているのです。ある商店の女主人が「まったく観光客が増えたおかげで、常連さんが立ち寄りにくくなって、うちは迷惑だよ」と言うのを聞いたことがあります
それはともかく、身近なところで「たばこ」が話題になっていたのと、最近観た古い映画「ロング・グッバイ」の探偵フィリップ・マーロウが一日中たばこを吸っている姿が印象的だったこともあり、ブログアップします
この日、店は閉まっていたのですが、店頭販売機の品揃えに目が惹かれました。店内にはパイプ関連商品なども用意されているようです
ちなみにたばこの原価は、ほとんどが「税」であり、利益率10%そこそこの儲からない商品の代表です
わかばの売切マークが印象的でした。
ECHOは1968年、わかばは1966年、SHINSEIは1949年の発売だそうです。最も古いゴールデンバット(1906年発売200円)もありました。SHINSEIなどは戦後復興を背景にした新銘柄として「新生(しんせい)」と名付けられたとか。
街並みだけでなく、色々なところに歴史があり、それぞれが懐かしい思い出に満ちているのだと感じます
フィリップ・マーロウが吸っていたのは1913年から発売開始された「キャメル」とのこと。上記3アイテム同様、職場で吸ってる人を見たことがないブランドです
2012.4.29追記
先日、クレアモールにあるライブカフェJammin'と同じビル1階にタバコ店があるのに気がつきました。おそらく見ているはずなのに記憶にないのです。しばらく様子を見ていると次から次へとお客さんが販売機でなく、女主人がいる小窓で購入しているのです。こんなに回転のよいたばこ店を初めてみた気がしました。
「はやってますね。何年くらい営業しているのですか?」と話しかけると(余計なお世話)、「30年くらいだけど」と素敵な笑顔で応えてくれました。ついでなので「キャメル販売中止になったの本当ですか?」と話しかけると(去年のことやん)「震災後に販売中止になってしまって」とのことでした。
このお店もほとんどの銘柄を揃えている上に「3個以上購入者にライタープレゼント」など色々な販促をしていて、店頭には売る気満々のオーラが流れていました、さすが30年!
高柳たばこ店
川越市脇田町6−16
049-223-5373
「店頭でザ・ピース取扱い」と大きく告知してあったので、調べてみるとJT限定流通たばこ取扱い店という指定があり、ザ・ピースとゼロスタイルの両方を扱っているのは以下の店舗を加え川越市内では4店舗だけのようです。ほんとうに世の中は初めて知ることだらけ
・中沢たばこ店
川越市新富町1−19−1
・はまなか
川越市新富町1丁目11−2
・ショップきた
川越市脇田町105番地 アトレビル2F