川 越 気 分

Kawagoe_Kibun

松岡種苗店

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川越市一番街通りの中央にある松岡種苗店の店頭がリニューアルされてから数か月が過ぎようとしています。店頭の植物がとても印象に残ったので写真撮影をしたのが昨日のこと、本日友人が主催するセミナーに参加すると種苗及びF1種という言葉が出てきて少し驚きました。日頃、種苗という言葉は全く使用しないので偶然が重なった感じがしたからです

三木聡監督「転々」の中で借金取りの福原役である三浦友和さんが時計屋の店主に質問するシーンがあります・・・「こういう小さな町の時計屋って、どうやって生活してるんですか」

蔵の町並みにある小さな種苗店をみて、このシーンを思い出してしまいました。松岡種苗店さんには大変失礼な話です。おそらく店頭販売よりは契約先への流通が多いのだと勝手に想像しながらも、蔵の町並みを散策する観光客はほとんど立寄ることがないので「転々」につながってしまったのでしょう

木のぬくもりのある素敵な種苗店です

稲も飾ってありました。川越郊外ではすでに稲刈りが始まっています

ほおずきでしょうか?
とても印象に残りました

埼玉県蕨市蕨駅東口一番街であさがお&ほおずき市が開催されたのが7月初旬です

店内には200種類くらいの種苗が揃っています

「種苗」をキーワードに検索すると

日本種苗協会
種苗法
日本種苗新聞
第61回全日本野菜品種審査会

といったものにヒットしました。本当にいろいろな世界があるなと感じます

松岡種苗店
川越市幸町8-4
049-222-0082

<その他川越市内の種苗店>
・ヤマト種苗店
川越市下赤坂35-1
049-244-0334
・東種苗園
川越市古谷上4190
049-235-4054



F1種については以下のWEBを参考にしました
F1種について
〜その一部を抜粋
「F1」とは、聞きなれない言葉ですが、品種に関する用語で「雑種一代」を意味します。雑種一代とは、交配によって作られた新品種の一代目ということです。今日品種改良されてできた新品種のほとんどが、F1であるといわれます。ということは、流通している野菜や花の種の多くがF1です。例えば、あなたが家庭菜園をしようと思ってホームセンターなどで種を買うとしましょう。商品の包装袋には、たいてい「××交配」と印刷されています。これがF1種です。はっきりと「F1」と書かれているものもあります。

F1でない品種も、あることはあります。在来種とか固定種などと呼ばれますが、そのような種の袋には「在来種」などとは書かれていません。なので、F1種か在来種かを見分けるには、とりあえず袋に「交配」と書かれているかどうかで判断するしかありません。ごくごく大雑把にいって、むかしからある品種は在来種、新しい品種はF1種と考えられます。

在来種かF1種かを意識する人は少ないでしょう。でも、意識してほしいのです。在来種かF1種かということに。私たちは今、知る知らないに関わらず、F1種の野菜を食べ、F1種の花を愛でています。

F1種の何が問題なのでしょうか? 一般には、F1種は問題視されるどころか、品種改良の成功例だと考えられています。もちろん品種改良には多くの利点があり、私たちはその恩恵を受けてはいます。しかしF1種がこれほどまで拡大し、それがこの先何をもたらすかを予測したとき、この技術には疑問符をつけざるをえません