川 越 気 分

Kawagoe_Kibun

不老川と新河岸川

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不老川(としとらずがわ)が新河岸川の支流であることを初めて知りました。埼玉県は河川の占める割合が日本一で(約4%)湖沼や用水路などを含めた水辺の割合でも日本で4番目です。海のない県でありながら「水」に恵まれているのです。川越もその名にあるように市内あちらこちらで水源をみることができます。実際、小江戸として繁栄できたのは新河岸川で江戸とつながっていたのが大きな要因です。今回は想いで深い不老川と新河岸川が合流する地点を撮影してみました

国道254に架かるとしとらずはしの下を流れているのが不老川、この日は全く水がなく砂利がまるみえです(近所の人に聞いてみると雨の少ない時期には水がなくなるとのこと)

元々は「としとらずがわ」ですが、私が小学生の頃「ふろうがわ」と呼んでいました。

合流地点

東京西多摩が水源で入間・所沢・狭山と渡ってきて川越市岸町付近で新河岸川と合流します。全長約18km。

一本橋を過ぎたあたりから水が湧き出し、合流地点では川らしくなっています。思い出の川と記述しましたが、小学生の頃の不老川は悪夢のような姿であり、これまでみた川の中で最も汚い川でした。実際、1983年から3年間連続で「日本一汚い川」に認定された記録が残っています。市民団体で不老川をきれいにする運動があることは知っていましたが、昔の記憶がある人間にとっては信じられないほどの姿に生まれ変わっていました。


吉見町を流れる荒川は川幅日本一に認定され(ほとんど水は流れていませんが)、寄居町には川の博物館もあります
埼玉県立川の博物館:かわはく