川 越 気 分

Kawagoe_Kibun

イトーヨーカ堂川越店

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昨日紹介した「都道府県別統計とランキングで見る県民性」で埼玉県1位項目の中に「イトーヨーカ堂店舗数」があります(10万人当たりの店舗数)。1967年オープンのイトーヨーカドー川越店は、東京都以外に出店した最初の店舗で、イトーヨーカドーの社名は一時期「川越倉庫株式会社」だったそうです。西武本川越から見える店舗はヨーカ堂としては小型でありながら、今でも賑わっています

そのヨーカ堂が母体となったセブン&アイ・ホールディングスは、今や売上4兆7863億円の巨大グループです。同じグループのセブンイレブンは埼玉県に1000店舗近く出店していて、これはドミナント戦略と言われる集中出店によるものです。

セブン&アイ・ホールディングスCEOの鈴木敏文氏がイトーヨーカ堂に入社したのが川越に出店して間もないころ、まだ5店舗しかなかった時です。その後、デニーズ関連の社用で渡った米国でコンビニエンス事業を知り、鈴木氏が代表となりセブンイレブンを我が国に出店したのが1973年です。40年前の話です。

日経トレンディーのランキングでコンビニ珈琲が話題となっていますが、今年度の販売目標を4億5000万杯に上方修正したとのこと。2万店に迫ろうという数の原理から、圧倒的な販売数を誇る商品は数知れず。クリスマスケーキの販売数もセブンイレブンが日本一です

セブンイレブン設立が、本日11月20日であるとラジオで話題にしていたので、最後はセブンの話にしてしまいました。ちなみに、設立時の名称はヨークセブンです

追記
1920年創業のヨーカ堂を巨大企業に育てた現名誉会長・伊藤雅俊氏は、来年90歳になります。このフォーブス日本の大富豪に名を連ねる大物企業家が、周囲が猛反対する中で鈴木氏のコンビニ事業を許可していなかったら、現在のセブンイレブンはないのです