川 越 気 分

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三変稲荷神社古墳

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喜多院から徒歩5分、川越総合高校の裏側に埼玉県最古の方墳、三変稲荷神社古墳があります。小さなお稲荷さんの祠がのっている土盛りのような光景ながら、鏡などの貴重な出土品も発掘され、4世紀後半の県内でも最古の古墳です。その出土品は川越市立博物館に展示されているそうです

前回も記述したように、この周辺は仙波古墳群と言われています

住宅街にあり、紹介している書籍にも川越市仙波4丁目としか記載されていないので見つけるのに少し時間がかかりました

埼玉県川越市小仙波4丁目−9

その名の通り、三変稲荷神社(さんぺんいなりじんじゃ)が墳頂に祀られています。墳丘は一辺20メートルから25メートル

墳丘の祠をのぞくと、古びた中にも緑鮮やかな植物が供えてありました。この小さな空間にもドラマがありそうです

そして見事な樹木が高くそびえ立っています。鎌倉時代に河越氏が支配するはるか昔、この河川が多く流れる土地の模様はどうだったのだろうか