川 越 気 分

Kawagoe_Kibun

川越 喜多院

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小江戸川越七福神 第二番 天然寺から第三番 喜多院までは約1.5km、天然寺横の小道を国道16号と反対側に200mほど進んだところにある仙波町公民館を右折するだけです。

1kmほど直進することになるわけです。閑静な住宅街が続きますが、川越総合高校にさしかかったところに光西寺と中院が現れます。中院は150m四方ほどの敷地なのですが、見事な庭園があり、静かな時間を過ごしながら贅沢な気分にさせてくれます。そこからさらに150mくらい進むと仙波東照宮です。

このあたりは観光客も少なく個人的には大好きなおすすめの空間です

中院


仙波東照宮


上の写真の赤い門を抜けると鳥居があり、その先の階段を登ると東照宮がありますが、土日のみの開門です。鳥居を右に抜けると喜多院に通じています。


喜多院の山門です。
仙波東照宮から入っても良いのですが、元の道にもどり山門から入りたいものです。山門横には慈眼大師天海像があります。

山門に向かって左側には鐘楼門(しょうろうもん)があり、そこからも境内に入れます。2階建ての階上に梵鐘(ぼんしょう)を吊るす艶やかなこの門は国指定重要文化財です。写真は2階位置の彫刻です

山門から入った右側に五百羅漢があります。入場するには有料ですが、写真のような光景は無料でみれます。天明二年(1782)から文政八年(1825)の約五十年間にわたり建立されたものです。十大弟子十六羅漢を含め、五百三十五尊者のほか、中央高座の大仏に釈迦如来、脇侍の文殊・普腎の両菩薩、左右高座の阿弥陀如来地蔵菩薩を合わせ、全部で五百三十八体が鎮座しています

五百羅漢入口横にある太子堂

五百羅漢を通過した右奥には多宝塔。喜多院明星駐車場方面に位置します。

喜多院中央にそびえる慈恵堂(本堂)です。正直、小江戸川越七福神めぐりの中で喜多院は規模的には別格です。

そして本日の主役、大黒天様は慈恵堂の右側にいらっしゃいます。これまでまったく印象がなかったのですが、今回は特別な感じで、小さい造りながらも味わいがありました

本堂に向かって左側には派手な飾りづけの苦ぬき地蔵尊、境内には食事のできるあずま屋、みやげ品店などもあり華やかな雰囲気です。今さらですが、喜多院は川越を代表する観光スポットと言えます

その横に階段があり、登ると慈眼大師天海をまつる慈眼堂があります。正保2年(1645)に徳川家光公の命によりこの御堂が建てられ、厨子に入った天海僧正の木像が安置されました。小さな御堂ですが、7世紀初頭の古墳を利用した小高いところにあり、建物の造りも含め見ごたえがあります(国指定重要文化財

登ってきたのと反対側の階段を下ると池があり、その奥が仙波東照宮になります。自然が満喫できます。

仙波東照宮への階段

慈恵堂(本堂)の左から廻って撮影してみました。本堂の裏手には古木がそびえていて、独特の雰囲気を味わえます。

その裏手には「どろぼう橋」という名の小さな橋があります。近隣の川越市民は散歩コースとしてここから入る人が多いと思います

喜多院
川越市小仙波町1-20-1
TEL 049(222)0859(喜多院拝観寺務所)
天長七年(830)、慈覚大師円仁により創建された星野 山無量寿寺が始まりとされる喜多院。慶長四年(1599)、二十七世を継いだ慈眼大師天海が徳川家康の厚い信頼を得、寺勢盛んとなりました。 
寛永十五年(1638)の火災後の再建時には、江戸城内の 「徳川家光誕生の間」が書院、「春日局化粧の間」が客殿と して移築されました。現在、多くの文化財や正月3日の初大 師・だるま市、五百羅漢などの見どころや行事があり、川越大師として親しまれ、参詣の方々が訪れます。 
●拝観料
 客殿・書院・庫裡・慈恵堂(本堂)・五百羅漢のコース
 大人400円 小人(小・中学生)200円
 団体(20名以上) 大人350円 小人(小・中学生)150円
●拝観時間
 3月18日〜11月  平日 8:50〜4:30 日祝 同 〜4:45
 12月〜3月17日  平日 8:50〜4:00 日祝 同 〜4:15
 ※上記の時間は、開門・閉門終了する時間です。
護摩修業時間・車祈願時間 時間前に受付ください。
 護摩祈願 毎日 11:30 1:30  3:00
 車祈願  毎日 10:00 11:00 12:00 1:00 2:00
●お休み
 12月25日〜1月8日  2月2日〜4日  4月2日〜6日
 4月下旬・宝物特別展開催日の前後日  8月16日

紋蔵庵門前店
山門すぐ横にあるお菓子屋さんで、おいしいと評判です。店内にはテーブルと無料のお茶が用意されています


カフェ アンティ
山門から見えるところに今年オープンした、こだわりのおからドーナツが美味しいカフェです。ランチもやっています。


まだまだ紹介したい施設、お店は幾つもあります。喜多院は何度足を運んでも飽きることがありません。(今回は七福神めぐりで時間もないので有料施設の客殿・書院・庫裡などは全く紹介していません)

↓よろしくお願いいたします
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小江戸川越七福神めぐり