川 越 気 分

Kawagoe_Kibun

川越 成田山別院

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小江戸川越七福神 第四番成田山喜多院の並びになります
千葉県成田市にある真言宗智山派大本山成田山新勝寺があまりにも有名ですが、新勝寺の別院・分院・末寺・末教会が全国にあり、8箇所にある別院のひとつが成田山川越別院本行院です

成田山と言えば「交通安全」が連想されますが、この川越市にある別院は本堂の前が大駐車場になっているのでコンクリート造りのイメージがありました。今回、本堂の中に初めて入ったのですが、外からのイメージとは違っていて、見応えがありました。

喜多院から100mくらいで成田山別院の山門ですが、途中おみやげ屋と食事処が数軒あります。おだやかな空間で落ち着きます


川越歴史博物館、山門の前に位置します


山門を入った右側には弘法大師空海

空海像の前には大師堂空海像を中央に、左右には、興教大師、理源大師が祀りされているそうです


そして大師堂の並びに本日のメイン恵比寿天様を祀った福寿殿があります。本堂の前がそのまま駐車場になっているのですが、平日は車も少ないので境内は広々とした感じです

本堂

本堂に向かって右側の光景、写真にある北門を出て左方向が蔵造りの町になります。北門の左側に亀の池と呼ばれる庭園があります

亀の池を守る水掛不動尊、2005年に改修されたとのこと

軽く数えてみましたが、150匹以上いました。近年、この成田山以外でこれだけの亀をみた記憶はありません。境内の茶店で「亀のえさ」を販売しています(200円)

境内にある茶店です

本堂に初めて入りました。他に観光客がいなかったこともあり、落ち着いた時間を過ごせました

本堂内は靴を脱いで1階から3階まで自由に拝観ができます。1階廊下にある八体仏

3階の内仏殿、五百体の木彫のお不動様がお祀りされています

真言宗だけあって、言葉では表現できないような独特の空間でした。フラッシュで変色してしまいましたが、左右にも金と銀のお不動様のプレートが500体づつ納められてます

静観室(写経道場、毎月15日が写経大会となっています。午前9時〜午後2時まで、写経するのは般若心経です。十名を超えるグループは予約により別室を用意して頂けます

成田山川越別院本行院
川越市久保町9-2
TEL 049(222)0173
東武東上線 川越駅徒歩25分 川越市駅徒歩20分
西武新宿線 本川越駅徒歩15分
●受付時間   午前8時〜午後4時
護摩の時間  午前11時〜
        午後2時〜
●自動車祈願  随時

真言宗密教の寺院で、本尊は不動明王です。
成田山本行院の開祖、石川照温上人は、両眼を失明し、前途の希望を失い何度も自殺を試みますが、遂に果たされません でした。それは神仏が未だ己を見捨て給わぬ為であると信じ、成 田山新勝寺にて苦行の末、両眼が見える様になったそうです。そして、不動明王の偉大な御威徳、大慈悲に、一生を明王の為に捧げることを誓います。その後、諸国巡歴の旅の途中、川越通町八幡神社境内に不動堂を 建立し、ご本尊は成田山新勝寺不動尊のご分霊を安置しました。嘉永6年、空堂となっていた久保町(現在の地)に本行院を再興し、ご本尊を奉還しました。
成田山川越別院では、毎年1月1日〜7日に新春特別大護摩供、2月に節分会追儺豆まき式、4月に大祭、11月に火渡り祭などの年中行事が行われます。また、毎月28日には蚤の市が開かれます。

北門から松江町交差点までは200mくらいですが、古い店舗がいくつもあって交通量は多いものの楽しめます


本堂に向かって左側にみえる「東屋」です。川越にはうなぎ屋さんが多く点在しているのですが、その中でも指折りの名店とされています。昨年、予約の電話を入れた際には満席でした。靴を脱いで奥の座敷でくつろげるようです。蒲焼が1900円から

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小江戸川越七福神めぐり