川越 妙昌寺
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小江戸川越七福神最後を飾るのは唯一の女神、弁財天さまが祀られる妙昌寺(みょうしょうじ)です。見立寺の坂を下ると目の前は新河岸川、この川は川越市上野田町の八幡橋を起点として東京都北区まで続きます。江戸時代には江戸と川越を結ぶ重要な舟運ルートだったそうです。
見立寺の坂を下り左に歩くと写真の小さな橋がありますが、橋を渡らずに左折、約400m先、二つ目の信号を右折します。仲町交差点から札の辻交差点の間にある蔵造りの町並とほぼ同じ距離で、それと平行に進む感じです
二つ目の信号を右折し200mほど進むと写真のような小さな看板があります。
妙昌寺の門
正面が本堂になります。住宅街にありながら思ったより立派です。この左が坂になっていて、その先に経ヶ島弁財天を祀る弁天堂があります
弁財天は鬼子母神、吉祥天と並んで三大女神の一人です。インドの川の神様で、池や川のほとりのお堂に安置されることが多いようです。この弁天堂の裏側には新河岸川が流れています。ふり返ると高台に本堂があり、懐かしい感じがしました
妙昌寺
川越市三光町29
TEL 049(222)2414(寺)
東武東上線 川越市駅歩7分
西武新宿線 本川越駅歩10分
川越市の三光町にある妙昌寺は、日蓮宗大本山池上本門寺の末寺で法真山と号します。永和元年(1375)、池上本門寺第四世日山上人が開創しました。
平成4年(1992)に本堂客殿を新築、平成14年には弁天堂の改修、水屋の新設等境内の整備が行われました。妙昌寺の弁財天・経ヶ嶋辨財天(きょうがしまべんざいてん)は、室町時代に当時の地頭が小石に法華経を書写し、塚を築いて社を建てたのが始まりといいます