川越市駅
東武東上線川越市駅は蔵造りの町並として知られる旧市街地に近かったこともあり、かつては川越市の中心駅でした。新市街の中心になっているJR・東武東上線川越駅までは900m、西武本川越駅までは400mであり、川越市の中心街は4つの鉄道会社の駅が微妙な位置関係にあるのが特徴です。
その中で駅ビル等の施設的なイメージで最も地味なのが川越市駅なのです。しかし、周辺環境は独特の味わいがあり、通勤を考えた場合は東武東上線(池袋まで35分)・副都心線直通(渋谷まで52分)・有楽町線直通(有楽町まで60分)の始発駅でもあるのです(2010年度の1日平均乗降人員は34,702人)
今回、駅近隣を散策してみました
駅前左側には東武スケートセンターがあります。
営業 無休
10:00〜17:45
4/10-11/30は12:00〜
滑走料(1日)
大人1200円/中高生1000円
児童700円/貸靴料500円
スケートリンク58m×27m
スケートセンターから200m、1927年築、登録有形文化財に指定されている旧六軒町郵便局の建物があります。
現在はイタリアンのリストランテ・ベニーノです
川越市田町5-1
設計:志村岩太郎
リストランテ・ベニーノから100mほど進んで右折するとカトリック教会があり、入り口門にはマリア像などもあり広い敷地は見ごたえがあります。小教区としては埼玉県最古のカトリック教会です
埼玉県立川越女子高前の桜並木
カトリック教会の門から見える桜並木で春の風景は見事とか。
川越女子高校は県下有数の新学校で紫苑祭(文化祭)の来校者は1万人と言われています。男子シンクロで有名になった川越高校の「くすのき祭」同様に川越名物と言えるかも知れません。小宮悦子・田丸美寿々の出身校としても知られています
川越市駅周辺は車も少なく本当に静かな住宅街です(平日の通学時間帯は高校が3つもあるので静かではありません)。
古い民家も点在していて散歩には最適なところです
川越市駅から六軒町交差点まで約500m、そこを右折して最初の信号を左折すると写真の中央公民館分室があります。
木造平屋建てと広い日本庭園があり、小泉八雲ゆかりの由緒ある屋敷だそうです。
川越市六軒町2−15−1
中央公民館分室のすぐ隣、川越市勤労会館も見ごたえがあります。
木造2階建て(下見板張り)、屋根は日本瓦で大きな改築はなく、ほとんどが峻工時のままだそうです
川越市勤労会館向かいの普通の民家ですが、なんとなく味わいがあります。ただし、本川越駅に近くなると写真のように高層マンションが目立って多くなります。
目の前は蓮馨寺(れんけいじ)です。ここまで来ると徒歩5分で蔵造りの町並みです
小江戸川越のシンボル時の鐘まで、川越市駅から1.4km/ 本川越駅から1.1km/ JR川越駅から2.1kmです。東武東上線を使って小江戸川越観光をする場合、川越市駅で下車するのもおすすめです。