川越の古墳
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「さいたま古墳めぐり 古代ロマンの70基 宮川進著」で川越市内にある4つの古墳が紹介されていました。喜多院境内の慈眼堂がある小高い丘が、前方後円墳の慈眼堂古墳(じげんどうこふん)とのこと。喜多院周辺には4世紀末に築造された古墳群があり、仙波古墳群とも言われているそうです。
行田市のさきたま古墳を見学した際、「その周辺には無数の古墳があったが田畑になってしまったものが多い」という記述がありました。実際、喜多院で慈眼堂が古墳の上にあると思う人がどれくらいいるのでしょうか
せっかくなので裏側から見上げてみました。違った趣は感じられるものの、古墳とは思えません
この位置から見るどろぼう橋は美しく、日が差していることもあり輝いて見えました
慈眼堂は、天海を祀る国指定重要文化財のお堂です
丘の上(古墳)から見ると残り少ない紅葉も華やかに感じられます
慈眼堂の裏側は喜多院歴代住職の墓所
慈眼堂をこれだけじっくりと拝観したのは初めてです。古墳だと思うと違った風景に見えるから不思議です