川 越 気 分

Kawagoe_Kibun

川越のリアルババア

Advertising

川越市連雀町おびつおもちゃ館を覗くと奥さんが店番をしていました。奥さんと話をするのは初めてでしたが、その一言一言が面白く、流石あのご主人にしてこの奥さん!「思ったことをそのまま口にするのでリアルババアと言われている」とのこと、何か達観したような雰囲気と話の面白さに魅了されてしまいました

関連記事
川越の玩具店 - 川 越 気 分
川越のトレーディングカードとプラモデル - 川 越 気 分

帯津イサ子さん
ブログ掲載を持ちかけても「ばばあでよければ」といった感じです。「イサ子というのは父親が戸籍届に行く途中、決めていた名前を忘れたため途中で見た伊佐沼からつけた名前」から始まり、戦時中の川越連雀町の話まで本当に興味深い内容でした

店内は積み上げられた商品で溢れています。男の子向けの玩具中心ながら、その中に古くからの懐かしいおもちゃが隠れています

「このお手玉は、本当に獅子が舞う」途中から入って来たご主人が見せてくれました。お手玉・やじろべえ・ゴム動力で飛ぶプラモデルを購入してしまいました

自宅で見直すと特に必要性のないものばかり、リアルババの術中にはまりました。

本店の真向いにあるプラモデル店舗。昔からあった貴重なプラモデルはネット転売目的のお客が買占めて無くなってしまったそうです。「あとで息子に調べてもらうと何倍もの価格で販売されていた」と奥さん

自身でネット販売を試みたこともあったものの、心無いクレームなどもあったので現在は店頭販売だけ、「好きだからやっているだけで利益は意識していない」とのことです

おもちゃのおびつ
川越市連雀町9-1
049-222-1387

プラモデル専門の第二売場は大正時代に建てたれたアールヌーボ様式

ご主人のお兄さんはなんと、ホリスティック医学の第一人者として知られる日本ホリスティック医学協会会長の帯津良一氏!川越市に帯津三敬病院があることは知っていましたが驚きました。「三人兄弟だけど、ほんとうに変わり者ばかり」とリアルババアが語ってくれました