川越の成人式
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ウェスタ川越にて正装した若者の姿が目につきました。第67回川越市成人式でした。会場が川越運動公園総合体育館から変更になったのです。川越駅から徒歩5分と利便性は改善され、大ホールは1700席ほどあります。ここ数年、川越市の新成人数は3,500人前後で推移し、式典への出席率は6割程度のようです。
それはともかく、同年齢の若者が一同に集う祝い事はエネルギーで満たされていました。しかも女性のほとんどが着物姿だから特別です。
日頃ブログでは、人混みは苦手なようなことばかり記述していますが、喜びのエネルギーが集まると気が違います。同じ規模である所沢市は、昨年11会場で実施したとあるので、一か所でできるというのは素晴らしいことなのかも知れません。
第67回という数をみて、そもそも成人式はいつ頃から始まったのか?
検索してみると埼玉県のHPに詳しい情報が載っていました。その一部を転記します。
1 歴史的経過
- 江戸時代まで 「元服」11~15歳 正月に実施
- 明治以降 「徴兵令」満20歳(男子)
- 戦後 「国民の祝日に関する法律」
- 期日 昭和21年11月22日
- 会場 蕨第一国民学校
- 主催 蕨町、蕨町青年団
- 開催の経緯 敗戦によって、世を挙げて虚脱の状態であった当時、次代を担う青年たちを励ますため、時の蕨町青年団長が主唱者となり、「青年祭」が企画された。青年祭では、自分たちの祖国、町を平和な住み良い文化の高いものにしようと話し合い、最初のプログラムとして「成年式」が行われた。
3 国
- 昭和23年7月20日 「国民の祝日に関する法律」公布
- 成人の日・・・おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます日
4 埼玉県
- 昭和23年2月15日 会場 埼玉会館
- 「成年式」を実施 (各市町村より推薦された者 男女672名)
- 15日午後~16日 「成年祭」 (講演、映画、芸能大会)
全国及び埼玉県の成人数のピークは1993年
以下埼玉県の成人者数推移
1993 | 130,613 |
1994 | 130,482 |
1995 | 123,774 |
1996 | 112,481 |
1997 | 106,808 |
1998 | 103,407 |
1999 | 99,196 |
2000 | 95,387 |
2001 | 89,253 |
2002 | 88,360 |
2003 | 87,484 |
2004 | 86,216 |
2005 | 83,041 |
2006 | 80,243 |
2007 | 77,231 |
2008 | 75,996 |
2009 | 76,178 |
2010 | 72,544 |
2011 | 71,435 |
2012 | 72,900 |
2013 | 71,465 |
2014 | 72,504 |
2015 | 75,118 |
ピーク時と比較すると約6割で推移しています。
ウエスタ川越、夕刻の光景