川 越 気 分

Kawagoe_Kibun

アフターコロナの川越一番街と御縁

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2020年6月20日移動自粛解除となった翌日、川越一番街は通常の賑わいに戻っていました。
本当に人が多いと感じていた頃と違い、賑わっていることを嬉しく思います。

そんな中、店頭にある2個150円のトマトが目に留まり、購入してしまいました。
マクロビオティック的に、ナス科であるトマトは体を冷やすという理由でよくない野菜の一つに数えられます。
しかしながら季節は夏、体が欲しがっているのです。

購入したのは入西屋米店、接客してくれたのは3代目のご主人、
このトマトは、陸運系会社のドライバーさんが不定期に運んでくれるものだそうです。
「夫婦二人なので、米に拘らずに気楽に商売している」との事、何よりも笑顔が素晴らしい方です。

するとご主人から小さな袋を手渡されました、
「すべてのお客さんではないけど、ご縁を感じた人に渡している」との事でした。

自宅に戻って開封すると、金紙を背に黄色の紐が通った五円玉が入っていました、とても丁寧な造りです。
嬉しい気持ちになり、入西屋米店のファンの一人になったしだいです。
店舗周辺には、ファンが多くいるに違いありません。

アフターコロナで、世の中は大きく変わろうとしています。
どんどんと機械化され、合理化され、実店舗との関わりが薄れてゆく中で、
店主との小さな会話・出会い・ご縁が、輝いてみえたしだいです。
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入西屋米店の店頭には、野菜・果物・菓子・乾物などが並んでいます。
川越市元町1-11-2
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今度、玄米を買いに来ますよと言ったら、
「うちの玄米は高いので、おすすめしない」と言われてしまいました。
アフターコロナにあって、余裕の店構えです。

入西屋は、頻繁に通っていた「カフェたまのを」の向かい、
元町には縁があるようです。